故郷の料理振る舞う居酒屋をオープン 脱サラした青森出身の女将 ブログで集客 (1/3ページ)

女将の茂木さん。今後は「食と青森」というテーマの他に、「健康」などにも取り組んでいきたいとのことだ
女将の茂木さん。今後は「食と青森」というテーマの他に、「健康」などにも取り組んでいきたいとのことだ【拡大】

  • 「青森PR居酒屋りんごの花」の店内。青森に関するポスターや飾り物がたくさんある

 脱サラをしてお店を開く。サラリーマンやOLの方なら心の片隅にそんな夢を持っている方も多いのではないか? 毎日、通勤電車に乗って、何気ない気持ちで会社に行くよりは自分の店を持ちたい。自分の城を持ちたい! けど、今は資金もないし、まだ怖い。退職金でももらったら趣味を生かして店を開こう。そこまで待てますか?

 「店を開きたい」と思った時に着手するのが一番かもしれない。

▽食品会社からの転身…故郷を食で盛り上げたい

 今回は、食品会社で商品企画の仕事をしていた1人のOLさんが、自分の故郷の料理を振る舞う居酒屋を開いて繁盛させるまでを追ってみた。

 2011年、当時39才で東京都新宿区荒木町に「青森PR居酒屋りんごの花」をオープンさせた茂木真奈美さん(45)。茂木さんは懐かしそうに当時のことを語ってくれた。「会社員時代は、仕事上、全国で多くのメーカーの方と会い、その土地の名産品を食べに連れて行っていただきました。ただ、その度になぜか自分の故郷の食べ物が懐かしくなってしまって…。と同時に、当時は漠然と『私の人生はこのままでいいのか?』と思っている時期でもありました」

 「そんな時に、『女性のための起業塾』のようなところに一度参加してみたんです。そこで私のキーワードは『食と青森』だな、と漠然とですが考えるようになりました。そこから『青森を食で盛り上げる』というテーマのブログも初めたんです」(茂木さん)

 その頃はまだ茂木さんは居酒屋をやろうとは決めていなかったという。ブログで「食と青森」を中心に自身の情報を発信していくうちに、いつのまにか居酒屋をやることに決まっていった。きっかけはすべて茂木さんのブログからだった。この時代ならではの進め方だ。

同僚と一緒に脱サラ