賃金未払いのまま障害者112人解雇の法人が破産 手続き開始決定、広島

 障害者が働きながら技能を身に付ける就労継続支援A型事業所を運営していた広島県福山市の一般社団法人「しあわせの庭」が、経営破綻のため障害者112人を解雇した問題で、同法人が広島地裁福山支部から破産手続きの開始決定を受けたことが12日、広島県への取材で分かった。決定は8日付。同法人の代理人弁護士によると、負債総額は約2億8千万円。

 福山市などにある事業所で、障害者がパンの製造や包装作業に当たっていたが、経営が軌道に乗らなかった。11月に事業所を閉鎖し、賃金未払いのまま利用者を一斉に解雇した。

 県は8日、同法人へ支給予定だった10月と11月分の給付金計約1200万円を、利用者への賃金未払い分に充てる方針を示した。