「インスタ映え」する虹色の結晶を100円ショップのレンズで トレンド入りした「霜活」とは? (1/3ページ)

氷結水滴では、溶けつつある結晶に太陽光が当たり、虹色に光っている(荒木健太郎さん提供)
氷結水滴では、溶けつつある結晶に太陽光が当たり、虹色に光っている(荒木健太郎さん提供)【拡大】

  • 「霜活」では「インスタ映え」する自然の造形美を手軽に撮影できる=16日、長野市

 少し早起きして、「インスタ映え」する霜の写真を集めて歩く-。朝晩の気温が氷点下を記録するようになり、県内は本格的な冬を迎えた。そんな厳しい寒さを楽しい時間に変える「霜活」に入れ込む人が増えている。雲の専門家で気象庁気象研究所の荒木健太郎研究官(33)が、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で活動を呼びかけたところ、自然が織りなす造形美に魅了されて火が付いたようだ。(三宅真太郎、写真も)

 ■「シンデレラタイム」

 12月中旬の朝6時半ごろ。長野市の城山公園では夜明けとともに、太陽の光で植物や芝生が輝き出した。荒木さんおすすめの「シンデレラタイム」の始まりだ。結晶が溶け切るまでの数分間しかない。

 植物から出た過剰な水分が球状に氷った氷結水滴は、太陽の光を受けて溶け始める。同時に光が中を通って屈折するので、虹色に光る現象も起きた。「氷の宝石」を目の当たりにできる瞬間だ。

 「霜活」に必要なのは、スマートフォンと100円ショップで購入できる「マクロレンズ」。マクロレンズがあれば、直径数ミリ程度の霜でも鮮明に写せる。

寂寥感に共感