「甘くて濃厚、ビタミン豊富」大塚ニンジンでケーキ レストランシェフが開発 名物で山梨の市川三郷をアピール (1/2ページ)

大塚にんじんのパウンドケーキを作成したレストラン「ニューーポート」の小林祐介シュフ(昌林龍一撮影)
大塚にんじんのパウンドケーキを作成したレストラン「ニューーポート」の小林祐介シュフ(昌林龍一撮影)【拡大】

 山梨県市川三郷町市川大門のレストラン「ニューポート」の小林祐介シェフ(35)が今月、町の名物でこの季節に収穫される大塚ニンジンを使ったパウンドケーキを開発した。今月9日、県内外から観光客が訪れた「大塚にんじん収穫祭」に出品して完売。今後も大塚ニンジンを使った商品を考案し、市川三郷をアピールしていきたいという。(昌林龍一)

 町などによると、大塚ニンジンの栽培が盛んな大塚地区は、7千~9千年前に八ケ岳噴火で降り積もった火山灰が多く残り、「のっぷい」と呼ばれる柔らかく、きめ細かい土壌。ニンジンが通常よりも地中深くまで伸び、収穫時に80センチほどの長さになる。

 小林さんは「甘くて濃厚な味とさわやかな風味で、ビタミンなど栄養が豊富」と大塚ニンジンの魅力を語る。生のニンジンのにおいが苦手な人でも食べやすいのが特徴だ。

 地元で生まれた小林さんはフランスで修業し、27歳のときに、父親の憲三さんが約30年前に建てたレストランに入った。フランスでは、地元食材で料理を作る大切さを学んだため、メニューに大塚ニンジンのピラフなどを加えた。