こんな「新年の挨拶」をする人は愛される 定番フレーズに付け加えると“好印象な一言” (2/4ページ)

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◆デキる管理職は新年の挨拶を指導に活かす

 部下に新年の挨拶をされたら「今年も宜しく」と挨拶を返すだけでなく、新しい一年の目標を聞いてみてください。「頑張ろう」と漠然と思うだけの人よりも具体的な目標を持っている人のほうが成果は出やすいもの。目標を話してもらうというのは良い方法です。

 このとき、部下のタイプ別に目標を達成しやすいようなひとことを返せるとよいでしょう。

◆部下のタイプ別! 新年の目標を聞いてのひとこと

 目標を掲げても、なかなか取り組めない。そんな部下には効力期待が足りない可能性があります。新年の目標を聞いた後に「君は○○な人だから、きっと××もできると思う」といった言葉をかけ、「やれそうだ」と感じられるよう後押ししましょう。

 目標に取り組むものの、なかなか継続できない。そんな部下には結果期待が足りない可能性があります。新年の挨拶で聞いた目標を覚えておき、折をみて「最近、○○がよくなったね」といった言葉をかけましょう。「努力を続ければ結果が出る」と感じさせることができ、いい結果に繋がりやすくなります。

 できたら褒め、できないときには叱るといった指導だけでは部下は伸びません。よりよい指導を考えるきっかけとして、新年の挨拶を活用してみてください。

◆対面? 年賀状? 取引先への新年の挨拶

 直接相手の会社に出かけて挨拶をすると、大事に思っているという気持ちが伝わります。しかし、「虚礼廃止」を掲げる企業も増え、挨拶だけに費やす時間を惜しむ人、形式的な挨拶を嫌がる人も増えています。

 メールよりも年賀状、年賀状よりも対面の挨拶が丁寧と言われていますが、表面的な挨拶より、丁寧なメールの方が負担なく気持ちが伝わることもあります。

 新年の挨拶の意味をもう一度考え、相手との関係に適した方法を選ぶとよいでしょう。

定番の挨拶には相手の名前と気持ちが伝わる一言をプラス