インフル、全国で猛威 推定患者数171万人

 厚生労働省は19日、全国約5千カ所の医療機関から1月8~14日に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり26・44人となり、前週(16・31人)を大きく上回ったと発表した。全都道府県で前週より患者が増えており、厚労省は「流行のピークは例年1月下旬から2月ごろで、まだ警戒が必要だ」と分析している。

 国立感染症研究所(感染研)によると、1月8~14日に全国の医療機関を受診した患者は約171万人と推計され、前週より約47万人増えた。都道府県別では、宮崎県(52・83人)▽福岡県(41・58人)▽大分県(41・21人)▽鹿児島県(40・58人)▽沖縄県(40・23人)▽静岡県(39・76人)-の順で、西日本で大きく流行している。

 直近5週間の検査では、平成21年に新型として流行したA型の患者が最多で、次にB型、A香港型の順だった。また、小学校などを中心に161施設が学級閉鎖や休校などの措置を取った。

 厚労省はせきやくしゃみが出る人はマスクをして感染拡大を防ぐよう呼びかける。体調が悪いときは出かけない、水分を取るなどの対策も重要だ。