火災で焼失の松田家住宅の2棟 県宝の指定解除諮問へ 長野県教委

 長野県教育委員会は18日、千曲市八幡の県史跡「武水別(たけみずわけ)神社神主松田家館跡」で昨年9月に発生した火災で、県宝2棟を焼失したことを踏まえ、県宝指定の解除を県文化財保護審議会に諮問することを決めた。

 県宝指定の解除を諮問するのは「松田家住宅主屋(しゅおく)」と「同斎館(さいかん)」。2棟は全焼して原形をとどめておらず、建築年代を特定する根拠となった棟札なども焼失したため、「指定時の状態が維持できていない」と判断された。

 同審議会は25日に開催され、早ければ同日中に答申する。県教委はこれを受け、2月中には解除を決定する運びだ。