高度プロフェッショナル制度 首相、野党の削除要求拒否

 安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党代表質問が25日、参院本会議で行われた。働き方改革関連法案をめぐり、首相は一部専門職を労働時間規制の対象外とする「高度プロフェッショナル制度」を削除すべきだとする野党の要求を拒否。「健康を確保しつつ、誰もがその能力を発揮できる柔軟な労働制度へと改革するものだ。一つの法案で示すのが適当だ」と訴えた。政府は8つの労働法規を一本化して提出する考えだ。

 一方、憲法改正について「憲法審査会で各党による建設的な議論が行われ、与党、野党に関わらず幅広い合意が形成され、国民的な理解も深まっていくことを期待する」と述べ、議論の深化に改めて期待感を表明した。民進党の大塚耕平代表は発議の目標時期を尋ねたが、首相は明言を避けた。