足利ファン定着へ官民連携 あすから秘蔵刀剣展

「秘蔵刀剣展」のチラシ
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  • 右から「大和守安定」「源景国」「加州清光」作の日本刀(史跡足利学校提供)
  • 右から「清光作」「晴雲斎源景国」「大和守安定」の銘が切られている(史跡足利学校提供)

 刀剣女子に人気の刀工「加州(かしゅう)清光(きよみつ)」と「大和守(やまとのかみ)安定(やすさだ)」などの日本刀を展示する「秘蔵刀剣展」が2~25日、史跡足利学校(栃木県足利市昌平町)で開かれる。刀剣による足利ファン定着を目指し、官民連携で「おもてなし」を徹底する。

 ファン4万人を集めた昨年春の刀工、堀川国広の名刀「山姥切(やまんばぎり)国広」の展示以降、官民で「刀剣ファンから足利ファンに」と、刀剣を活用した関連イベントに取り組んでおり、今回の展示は、昨年の夏、秋に続く“冬の陣”として開催。

 新選組の沖田総司が愛用した刀の作者である清光と安定は、刀剣女子に人気が高く、今回の安定の刀について、元刀剣商で展示に協力する田部井勇さん(83)は「出来が素晴らしく、数ある安定の刀の中でも傑作」と太鼓判を押す。

 足利学校の公式ツイッターは「予想以上の反応」(同事務所)で、「整理券は発行するのか」「車椅子での観覧は可能か」と、静岡、都内など県外からの問い合わせもあった。

 このため、足利市は混雑時は整理券を発行し、近くの足利まちなか遊学館を午前7時から待合所として開放、案内役の職員を配置するなどして対応する。市公式ホームページから地元商店約50店舗の情報にアクセスできるようにした。各商店ではスタンプラリー、寄せ書きボード、刀剣にちなんだオリジナル商品、メニューを提供。官民挙げて刀剣展を盛り上げる。 (川岸等)