ヤフージャパンの「6億円提示」を蹴って社会進出支援へ 「リベルタ学舎」代表理事の生き方 (1/2ページ)

リベルタ学舎のメンバーと打ち合わせする湯川カナさん(左)=神戸市中央区
リベルタ学舎のメンバーと打ち合わせする湯川カナさん(左)=神戸市中央区【拡大】

  • 「みんなが助け合う社会をつくりたい」。「リベルタ学舎」代表理事の湯川カナさんはそう語る

 女性や若者を企業、行政と結びつけて社会進出をサポートする一般社団法人「リベルタ学舎」(神戸市中央区)。代表理事の湯川カナさん(44)は「みんなが助け合う社会をつくることができれば」と話す。(岡本祐大)

 司法試験失敗→ヤフージャパン立ち上げ参加

 管理士や保育士、ライターなど100人以上が所属。企業や行政と連携してセミナーや講座を企画するほか、インターネットのサイトも運営している。

 メンバーは自らが実現したい企画を提案。社内で議論を重ねながら、企業に売り込んでいく。実現性や収益性が低い提案には会議で「あなたが楽しいだけ。自己満足では?」などと湯川さんから指摘が飛ぶ。収益性には徹底してこだわっているからだ。

 大学時代に司法試験の合格を目指したが失敗。バンド仲間を介して、ソフトバンクグループの孫正義社長の弟で実業家の孫泰蔵さんと出会い、インターネット検索サイト「ヤフー!ジャパン」の立ち上げに参加した。

 IT黎明(れいめい)期とあって、自宅に帰れないことも珍しくない激務だった。そんなときに会社から4年間の在籍を条件に6億円相当のストックオプション(新株予約権)が提示された。

お金より自由、ママ友支援へ