茨城県内の自動車学校“パンク寸前” 高齢ドライバーの認知機能検査 道交法改正で急増 (1/2ページ)

県警運転免許センターから郵送される認知機能検査や高齢者講習のお知らせ。「早急に予約して下さい」と印字されている(丸山将撮影)
県警運転免許センターから郵送される認知機能検査や高齢者講習のお知らせ。「早急に予約して下さい」と印字されている(丸山将撮影)【拡大】

  • 認知機能検査を受けられる取手自動車教習所。対象者の増加に伴い、半年近く先まで予約が埋まっている=15日午前、つくばみらい市谷井田(丸山将撮影)

 高齢化社会の進行に伴い、75歳以上のドライバーを対象としている「認知機能検査」の受検者が急増し、検査会場となっている茨城県内の自動車学校などは半年近く先まで予約が埋まり、“パンク寸前”に陥っている。県警運転免許センターの担当者は早めの予約を呼びかけている。

 「『すぐに予約しないとだめだ』と知人に言われていたが、まさかこんなに埋まっているとは…」

 15日朝、つくばみらい市谷井田の取手自動車教習所で、認知機能検査を受けた男性(75)はこう漏らした。

 男性の自宅に県警運転免許センターから検査の告知が送られてきたのは、昨年9月中旬。教習所の近くに住む男性は、その日のうちに予約を取ろうと教習所を訪ねた。

 2月12日に誕生日を迎えるため、「1月中に検査を受けたい」と考えていたが、すでに予約が埋まっていたという。同教習所では今月7日時点で、最も早く受検できるのは7月31日となっている。

 検査の通知は免許更新期限の6カ月ほど前に県警運転免許センターから郵送される。同教習所の中沢得二所長によると、通知が来た日に予約を取ろうとしても、更新期限までに取れなかった人もいるという。その場合は予約が可能な別の検査会場を探さなくてはならない。さらに、免許更新には検査後の高齢者講習も必須で、期限内に講習まで済まさなければ免許は失効するため、検査は余裕を持って受ける必要がある。

自宅から遠い会場を紹介するのは心苦しいが…