春闘 電機連合、ベア1500円+一時金4カ月 スト回避条件決定

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 電機各社の労働組合で構成する電機連合は12日に開催した中央闘争委員会で、2018年春闘でストライキを回避する最低回答額を正式決定した。賃金水準を引き上げるベースアップ(ベア)は月額1500円、一時金(賞与)は年間4.0カ月。経営側は14日、横並びで、ベア1500円を一斉回答する見通しだ。

 ベアは前年水準の1000円を上回り、5年連続となる。電機連合は月額3000円以上のベアを求めていた。

 経営側は過去4年間のベアで負担が増していることから、当初は慎重姿勢だったが、好業績の企業が多く、成長を続けるには先行的な人材への投資も必要と判断し、前年を超えるベア回答を認める姿勢だ。

 野中孝泰中央執行委員長は「グループ内などを含めて広げてほしい」と述べ、電機大手のベア回答が電機連合に加盟する企業や中小・零細企業に波及する効果に期待を示した。