働き過ぎは結局時間のムダになる 外資コンサルが作った“完全休養日” (4/6ページ)

※画像はイメージです(Getty Images)
※画像はイメージです(Getty Images)【拡大】

 本当の意味で創造的になるには、過度の緊張状態から脱して、心を自由にさまよわせる必要がある。空想にふけることは、実は問題解決と類似していると、研究者たちは考えている。この行為は、あなたが難題を解いているときに活性化する脳の領域と同じ場所を使う。空想にふけりやすい人びとが、問題解決に向いていることが研究結果でも示されてきた。

 睡眠時間が7時間を切ると優等生も劣等生に

 そして休憩といえば、忘れてならないのが、私たちが毎日取る大きな休み、睡眠のことだ。あまたの理由で睡眠が大事なことは言い尽くされてきている(それでも、私は人一倍うるさく言おうと思う)。

 当然だが、じゅうぶんな睡眠を取らないと明らかに脳の力が低下する。ワシントン州立大学医学部教授、ジョン・メディナは次のように説明する。

 全科目でクラスの上位10%の成績を取っていた優等生がいた。ある調査結果によれば、彼女が平日に7時間未満の睡眠を取り、週末には平日より40分だけ多く眠ったところ、睡眠をじゅうぶん取っている学生の下位9%の成績になってしまったという。

 脳の力は、回復するのに思った以上に時間がかかる。2008年にストックホルムで行われた研究では、5時間睡眠を数日続けた人びとの脳は、通常睡眠に戻して一週間たった後でも、まだ100%正常な状態に回復していなかった。

6時間睡眠が2週続けば「酩酊状態」に