仕事・キャリア

実は「几帳面」はわずらわしくて迷惑!? 仕事がデキる人ほど適当に手を抜く (2/6ページ)

 正当な理由のない「申し訳ない」は封印せよ

 周囲に迷惑をかけず、与えられた仕事をこなそうとするのなら、まず、自分のキャパを正しく把握する必要があります。そして、キャパを超える分は別の人に振り分ける算段をすることです。同僚に協力してもらうのもいいでしょう。上司に相談して、自分が担当する仕事の量をキャパの範囲内に抑えてもらうのもいいでしょう。

 大切なのは、いずれの場合でも、相手に「申し訳ない」と言わないことです。「ありがとう」と言うのはいいのです。本来、自分が抱え込もうとしていた仕事を引き受けてくれる相手に対して、感謝するのは当然でしょう。しかし、自分が悪いわけではないので、「申し訳ない」と言う必要はまったくないのです。

 「いい人」は、自分のことよりも相手のことを優先して考えることによって、自己防衛しようとします。相手を優先しなかった場合、相手から攻撃されるのではないかと恐れるのです。つまり、「いい人」は卑屈になりがちです。卑屈になると、謝罪する必然性がない場合でも「申し訳ない」と言ってしまいます。

 理由もなく「申し訳ない」と言うのは、惨めなことと認識してください。プライドを持って生きたほうが、仕事も恋愛も人生も、うまくいきます。プライドを持つための第一歩として、正当な理由のない「申し訳ない」は封印しましょう。

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