ヘルスケア

“快食・快眠・快便”でなければ注意を うつ病、発見のカベは「誤解と先入観」だ (6/8ページ)

 (1)うつを知ること

 誤解や偏見から解放され「誰でもいつでもどこでも」かかる可能性があることを常に頭の片隅に置いておくことです。この啓蒙という点からは「心の風邪」キャンペーンも一躍買いました。「これってうつの始まり?」と疑ってかかることが大切です。

 最近は、総合診療医(General Practitioner:GPもしくはプライマリケア医とも呼ばれる)と言われる、あらゆる疾患の基礎トレーニングを受けた医師らが活躍し始めました。彼(彼女)らの、診断・治療はかなり正確です。また自分の守備範囲を超えたら、すぐにわれわれ専門の医師に紹介する態度を持っています。

 また一般医対象に、うつの研修会が活発に開かれはじめ、見落としを少なくする努力も始まりつつあります。

 不調を感じたら、できればこうした医師を訪れるよう心がけましょう。総合診療科という標榜科目をめどに受診されたらいいでしょう。また日本のほとんどの大学病院や総合病院には、総合診療部という名前で外来が開設されています。

 (2)不眠、食欲低下、便秘が続いたときは要注意

 脳の不調を図る最も感度のいい指標は、「睡眠」「食欲」「排便」です。「これが続くとうつになるかな~」と頭の片隅に。その意識を置くことです。

 自然と回復すれば良し。やはり「快食」「快眠」「快便」は大切です。メドとなる期間は2週間と考えましょう。2週間以内に問題がなくなれば、脳の不調も自然と回復します。

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