通勤電車内のスマホはどっち? 脳に効く「最高の習慣vs最悪の習慣」 (1/8ページ)

 もの忘れ、言葉が出てこないなど脳の衰えを、「年のせい」と諦めてはいないか。働き盛りのビジネスマンにぴったりの脳の鍛え方を、1万人以上の脳MRI画像を分析した専門家に聞いた。

※画像はイメージです(Getty Images)

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 マンネリ仕事の管理職は「脳が劣化する」

 脳というと、10代から20代が最もいい時期で、それ以降は衰えていく……とお考えの方もいるのではないでしょうか。脳細胞の数、という点ではたしかにその通りです。脳細胞は赤ちゃんの時期が最も多く、それ以降は年齢を重ねるにつれて減少していきます。

 しかし脳自体は、使われない部位は徐々に劣化していきますが、継続的に使っていけば100歳になっても成長します。なかでも、30代から40代は、人によっては脳の形も機能も劇的に成長していることがわかってきました。逆に、この時期に脳に適切な刺激を与えないと、50代以降、脳が衰えて認知症リスクをアップさせてしまうことも判明しています。

 つまり、働き盛りといわれる年代の人たちこそ“人生で最も脳を鍛えるべき世代”なのです。ここで脳を鍛えるか鍛えないかが、一流のビジネスマンになれるかどうかの分水嶺と言っても過言ではありません。

 管理職になると、現場に出ることが少なくなり、社内で机に座り続ける時間帯が長くなる。仕事もパターン化し、運動不足になり、何より新たな刺激を受けることが少なくなります。マンネリは、脳の劣化の一番の原因です。慣れた仕事や作業だけをしていると、脳もいつもと同じ部位しか使われないので、ほかの部分が劣化してしまうのです。

仕事がパターン化するならアフター5や休日の過ごし方を工夫