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通勤電車内のスマホはどっち? 脳に効く「最高の習慣vs最悪の習慣」 (5/8ページ)

 「なりたい脳」へ、自分流にデザイン

 働き盛りのビジネスマンは脳のどの部分を鍛えれば、仕事のパフォーマンスが上がっていくのか。私は、特に「理解系脳番地」と「伝達系脳番地」を鍛えるべきだと考えています。

 脳番地とは、私が考案した概念です。人間の脳は右脳と左脳に分かれており、全体で120ほどの脳番地があります。番地ごとにそれぞれの働きがあり、次の8つに分けることができます。

 思考や判断に関係する「思考系脳番地」、感性や社会性に関係する「感情系脳番地」、発話や言語の操作に使う「伝達系脳番地」、体を動かすときに使う「運動系脳番地」、物事を理解する「理解系脳番地」、言語や音など耳からの情報に関係する「聴覚系脳番地」、目で見た情報を集積する「視覚系脳番地」、物事を覚えたり思い出したりするときに使う「記憶系脳番地」、これら8つの脳番地のうち、ビジネスマンがよりイノベーティブな発想や組織を大きく前進させる行動力を得るために必要なのが、理解系と伝達系です。

 理解系脳番地を鍛えていくと、他者、つまり消費者の欲求やニーズを理解することができるようになるので、新しい商品の開発などに生かすことができます。また、組織内での自身の立ち位置を理解し、自分がどうすることが組織全体の利益となるのか、俯瞰した視点を持つことにもつながります。

 伝達系は、上司や部下など、自分と立場や年齢の違う人たちとコミュニケーションをとる際に役立ちます。中間管理職は、部下をマネジメントする傍ら、さらに上の上司から難しい課題や指示を受けるなど、いろいろと難しい立場になります。そのとき、上司に対しても部下に対しても、説得力のある言葉で説明できないと信頼を得ることができません。マネジメントに必要な能力に関係するのが伝達系脳番地と言えるでしょう。

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