世相反映?“桜商戦”花盛り 酒や弁当、タクシー観光… (1/2ページ)

「日本の酒情報館」では、香りの華やかさに定評のある日本酒を中心に、30ミリリットル100円からの価格で利き酒できる
「日本の酒情報館」では、香りの華やかさに定評のある日本酒を中心に、30ミリリットル100円からの価格で利き酒できる【拡大】

  • 大丸東京店の期間限定商品「富久屋さくらプリン」。サクラのゼリーとプリンを二層構造にした

 東京都心部で桜が満開となる中、小売業界などのお花見商戦がピークを迎えている。平昌五輪・パラリンピックでのメダルラッシュや賃上げの広がりなど明るい世相を反映してか、「花見弁当の予約が昨年より15%多い」(西武池袋本店)と喜ぶ声も。桜目当ての訪日客に向けた新サービスも相次ぎ、関連ビジネスは百花繚乱(りょうらん)の様相だ。

 タクシー大手の日本交通は、都内の桜の名所をめぐる貸し切りタクシーを4月8日まで運行中。乗客6人までの大型車で飛鳥山公園(北区)や上野山(台東区)などを回る。

 料金は3時間1万4950円(30分延長2420円)で、車内飲食も歓迎。「移動や駐車場探しの手間を省ける上、運転手による最新の開花状況を参考に回れる」(担当者)のが売りで、訪日客や高齢者のグループに好評という。

 旅行大手のJTBグループは、訪日客向けに奈良県の吉野山や「東北三大桜」など南から北まで約40ツアーを展開。「訪日予定に合わせ、5月下旬まで提案したい」(同社)と意気込む。

 インターネット上の口コミ情報を分析するトレンドExpress(東京都千代田区)が、中国版ツイッター「微博」などで「日本の桜」「花見」に関する書き込みを調べたところ、2月の書き込みは約1万9000件と前年同月の2倍を上回った。

 昨年の訪日客数を月別にみると7月、10月に続き4月が3番目に多く、桜人気の高さをうかがわせる。

春節より花見の方が効果大に