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充電池発火「レッツノート」など設定変更を パナソニック、PC116万台に緊急対策 (1/2ページ)

 パナソニックは28日、ノートパソコン「 Let's note (レッツノート)」や「 TOUGHBOOK (タフブック)」でバッテリーパックの発火事故が続いているとして、計116万8518台を対象に緊急対策を実施すると発表した。5月末にバッテリーの安全性を高める診断・制御プログラムを配布するが、それまで当面の措置としてユーザー各自でパソコンの充電設定を変更するよう呼び掛けている。

 対象となるのは2011(平成23)年2月以降に製造されたレッツノート12機種、タフブック1機種の計13機種で、台数は期間内に製造されたパナソニックのノートパソコン全体(約490万台)の約2割に相当する。2014年から昨年12月まで4回、計約37万台分のリコール(無料の回収と交換)を実施しているが、以降も発火事故が続いているため既にバッテリーパックを交換した人も対象とする。

 対象機種は、レッツノートが原則的に品番の「CF-」以下が「SX1」「SX2」「SX3」「SX4」「NX1」「NX2」「NX3」「NX4」「S10」「N10」「AX2」「AX3」となっている製品で、一部対象外がある。タフブックは「CF-C2」が該当する。

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