ただの「いい人」は人脈を築けない? 「ちょっとウザい人」ほど出世するワケ (1/5ページ)

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 「ルール」や「常識」に従ったままでいいのでしょうか。人間関係に気をつかって「お人よし」を演じていれば、心はどんどん疲弊していきます。エッセイストで講演家の潮凪洋介氏は、「『ちょっとウザい』と言われる人は、周囲からのツッコミを受け止める覚悟と度量を持っている。それがない人は仲間をつくれない」と説きます--。

 「出会い」を楽しめる人とそうでない人の差

 仕事やプライベートにおいて出会いを楽しみ、人脈を広げ、コミュニティーをたくさんつくり続ける。これを楽しめる人とそうでない人の間には、人生全体における充実度に大きな差が生じます。

 「いい人」に限って、この「自分から新しく仲間を増やす」といった行為が苦手で、積極性がありません。人当たりが良く、調和を大切にするので敵はほとんどいないけれど、反対に仲間と呼べるような人間関係も限定的なのが「いい人」というわけです。

 「いい人」は、内輪のときにはニコニコと人柄の良さを発揮しますが、知らない人が集まるパーティーなどでは挙動不審になります。おどおどした態度が目立ち、同じ業界の仕事の話など会話のテーマがないと、まったく会話を展開できません。自分のアイデンティティーをどこに置いて話せばいいのかわからなくなるのです。

 これでは新たな出会いはストレスそのものです。結果、人脈は社内だけといったような、閉じられた世界での人生を送るようになってしまいます。

 心当たりのある人は、もっと人生を有意義にするために、とにかく初対面の人に慣れて、多彩な人脈をつくることをおすすめします。

 相手の出身地や趣味をさりげなく聞き出しておく

 まずは個人のつながりをたくさんつくることです。具体的には、初めて会い、名刺を交換した人に、その日のうちか翌日に「会えたこと自体に感謝するメール」を送るのも1つの手法です。個人のつながりをつくるに際しては、名前を覚えてもらうことが何より重要なのです。会ってから間隔をおかずにメッセージを送ると、名前を覚えてもらいやすくなります。

のびのびとつき合える人間関係を築けているか