ただの「いい人」は人脈を築けない? 「ちょっとウザい人」ほど出世するワケ (2/5ページ)

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 初対面のときに、相手の出身地や趣味をさりげなく聞き出しておくことも有効です。相手のアイデンティティーの一端を知っていると、別の機会に顔を合わせたときも会話のきっかけをつくることができます。

 個人のつながりが多くできたら、知り合った人同士を引き合わせて、小さなコミュニティーをつくりましょう。コミュニティーは10個でも20個でも、とにかく数を増やすことをめざします。数が増えると、学生のときにつくられた人脈のように利害関係のない絆を築くことも可能です。

 「いい人」は人柄が良く、他人を不快にさせることがないのですから、本来、自分が中心になってコミュニティーをつくることができるはずです。それができていないのは、ひとえに「人脈を広げたほうが人生は充実する」という自覚がないからです。

 繰り返しになりますが、初対面の人には名前を覚えてもらうように心がけましょう。そのように意識することが、人脈づくりの第一歩になります。

 のびのびとつき合える人間関係を築けているか

 会社の枠をとり外して培養していった人脈は盤石です。学生時代の仲間のように、長く同じ距離感でつき合うことができて、しかも、いっしょにいるときにストレスを感じません。

 一方、仕事環境から与えられた人脈はもろいものです。会社内や取引関係の人脈には特にその傾向があります。会社をやめた途端、連絡しても返信がなくなったり、前は頻繁に会っていたのに疎遠になったりといった例はいくらでもあります。

 魅力的な人脈を自分から広げられない、どこにでもいる「いい人」にならないために、根気よく、「出会い慣れ」の努力をしましょう。

将来のビジネスの成果は、人脈を築いたことによるオマケ