関西企業で入社式 新入社員にAI、IoTなど変革への対応を呼び掛け (1/2ページ)

入社式で記念撮影をするパナソニックの経営陣と新入社員ら=2日午前、大阪府枚方市(志儀駒貴撮影)
入社式で記念撮影をするパナソニックの経営陣と新入社員ら=2日午前、大阪府枚方市(志儀駒貴撮影)【拡大】

 新年度最初の月曜日を迎えた2日、各地の企業などで入社式が開かれた。新社会人は推定で約93万人。不祥事に揺れた企業のトップらは再生を呼びかける一方、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの技術革新が進むなか、挑戦を促す経営陣の発言も相次いだ。

 再起の誓い

 昨年、製品データ改竄(かいざん)が発覚した神戸製鋼所の入社式は神戸市内で非公開で行われた。不祥事発覚後に入社辞退者もあったといい、今年度の新入社員は401人。前年の485人から大幅減となった。前社長の引責辞任を受け1日付で就任した山口貢社長は「再発防止策の遂行に全身全霊を傾けていきます」と宣言。「会社をより良く変えていくためには皆さんの声が必要」と期待を込めた。

 昨年12月に新幹線の台車に亀裂が入ったまま運行させたJR西日本の来島達夫社長も「安全があらゆるサービス、商品の根幹であることを認識してほしい」と述べた。

 「不正会計などで3年にわたり極めて困難な状況に直面したが、日本を代表する企業に復帰させる」。東京都港区で開かれた東芝の入社式では、1日に就任したばかりの車谷暢昭(のぶあき)会長兼最高経営責任者(CEO)が決意を表明。昨年度は新卒の一括採用を見送り、入社式は2年ぶりとなった。

「次の100年はわれわれの手で」