中高年の転職、再就職促進 厚労省、中途採用などで指針

 中年世代の転職や高齢者の再就職を支援するため、厚生労働省は2日までに、行政や企業が取り組むべき方策をまとめた新たなガイドライン(指針)を策定した。

 従来の新卒一括採用や終身雇用に縛られず、中途採用や再雇用を推進することで生産性の向上につなげ、年齢やライフステージの変化に応じて仕事を選びやすくする狙い。

 指針は、日本型雇用システムの中で、年齢が上がるにつれて、転職のハードルが高くなっていると指摘。転職や再就職がしやすい環境になれば、働く人が有効に能力を発揮でき、生産性向上にもつながると意義付けた。

 具体的には、企業が取り組むべき施策として「元の職種にとらわれない採用」や「自社から転職した者の再入社制度の検討」「中途採用者を賃金や昇進などで公平に処遇すること」を挙げた。