都立高入試に英語「話す」力評価導入 試験実施方法など検討へ

 東京都教育委員会は12日、都立高入試の英語で「話す」力を評価する独自のスピーキングの試験の導入に向け、内容や実施方法を検討する有識者による委員会を設置すると発表した。4月中に設置し、今年度中に方向性をまとめる方針。

 検討委は大学教授や中学、高校の校長ら有識者で構成。面接なのかタブレット端末など機械を使うのかといった試験方法に加え、検定試験を手がける民間団体との連携の方法、新たに発生する費用をどのようにまかなうかなどを検討する。検討とあわせ、今年度中に1千人程度の中学生を対象に本番を想定した試験を行って課題を整理。平成31年度以降の実験的な試験の実施方法や、本格実施までの長期的なスケジュールも決めていく。

 現行の都立高入試では「読む・聞く・書く」力を見ているが、29年12月に都の有識者会議が話す力も評価する必要性があるとする報告書をまとめ、都教委がスピーキング試験導入に向けた検討に入っていた。

 都教委は「採点基準を明確にし、中学校の授業で練習したことを評価できるような試験内容にしたい」としている。