【書評】『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』掛谷英紀・著


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 ■嘘情報に惑わされないために

 「先見力」とは、先を見通す力のこと。筑波大システム情報系准教授の著者は、未来を正しく見通す人材を育成するため、先見力検定や先見力懸賞論文などに取り組んできた。

 本書は、より多くの人に先見力に関心をもってもらおうと、先見力とお金もうけを結びつけ、情報をお金に換える思考法を伝授している。

 著者いわく、「絶対成功するもの」は予測できないが、「絶対失敗するもの」は予測できる。そして、「最後に頼れるのは自分」とし、自分で調べ、自分で考えることの大切さを説く。氾濫する嘘の情報に惑わされたくない人にお薦め。(1512円、かんき出版)