【書評】『縄文人に相談だ』望月昭秀・著 現代人が抱える悩みに答える


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 縄文時代が好きで、「縄文愛」から「縄文ZINE」なるフリーペーパーまで立ち上げた著者。

 その現代と縄文の融合という視点から、現代人が抱える83の悩みに〈縄文人(のふりをした現代人)が縄文的に答える〉のが本書だ。

 たとえば、〈悩みがちっとも減りません〉という悩みには、縄文時代の儀式「送り」の考え方を紹介しつつ、〈悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイです〉…。

 通常の「悩み相談」にはないダイナミズムあふれるQ&Aに爆笑(苦笑?)しながら、実際の研究結果や土偶など遺物のマメ知識にもふれられ、縄文が身近になる。(1620円、国書刊行会)