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アメリカでクレジットカードへの署名が不要に? ネットではパスワードがいらなくなる? (3/3ページ)

▽スマホ決済の普及も署名撤廃を後押し

 アップルペイ、グーグルペイなどの、スマートフォンによる決済方法の普及も、署名撤廃への動きを後押ししているといえる。これらスマホ決済では、指紋や顔などによる生体認証を行うため、署名をする必要がない。

 生体認証はインターネット・セキュリティにも影響を及ぼしている。ネット上での標準化制定を推進する団体ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)とファイド(FIDO)が4月、指紋や顔などの生体認証で、すべてのウェブサービスにアクセスできる標準の制定で合意した。現在は、オンライン・ショッピング・サイトやソーシャル・ネットワーク・サービスなどを利用する際には、サイトごとにユーザー名とパスワードを設定する必要がある。しかしこの標準が正式に採用されれば、すべてのサイトやサービスに指紋などの生体認証のみ、つまり面倒なパスワードなしでアクセスできるようになる。

 4月の時点ですでに主要ブラウザであるグーグル、モジラ、マイクロソフトがこの仕様を取り入れることに合意している。

 クレジットカードがカードとしての形態を取らなくなり、決済やウェブサービス利用などのすべてに指紋、虹彩、顔といった生体認証が適用される日が来るのもそう遠くないかも知れない。

(岡真由美/5時から作家塾(R))

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

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