外国人向けに個性派の宿泊施設 続々新規参入 (1/2ページ)

 訪日外国人旅行者向けに個性派の宿泊施設が登場している。IT企業やマンション開発会社などが新規参入し、IoT(モノのインターネット)によって利便性を高めた施設や、家族が何日も滞在できるキッチン付きの広い部屋のホテルなどが人気となっている。

 ◆鍋パーティー開催

 政府は平成32年に外国人訪日客を年4千万人に拡大する計画を立てており、主要観光地で宿泊施設を増やすことが課題の一つになっている。

 東京・秋葉原に今年1月開業した「アンドホステル秋葉原」は、各部屋に浴室がないユースホステルのようなタイプの施設だ。宿泊客同士が交流できるラウンジがあり、客の約8割が外国人旅行者。

 3月上旬に開いた「鍋パーティー」には、欧米やアジアなどさまざまな国の人が参加。ビールを片手に旅行の体験談などで盛り上がった。

 米国ジョージア州から来た20代の女性は日本が3回目。過去2回はカプセルホテルに泊まったという。「ここは値段が手頃で、部屋が広めで快適。鍋も楽しかった。秋葉原でお土産を買うのにも便利」と気に入った様子だった。

 ◆ドアもスマホで

 運営するのはスマートフォンアプリなどを手がけるアンドファクトリー(東京)。チェックインの際に鍵ではなく専用のスマホを貸し出し、ドアの鍵やテレビ、エアコンなどをスマホで操作するIoTを導入した。料金は1泊9千円前後で、時期によって変動する。

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