仏の美食ガイド「ラ・リスト」 日本は135店で“世界一” (1/2ページ)

 世界各国の優れた美食の店を紹介するフランスのレストランガイド「ラ・リスト」の2018年版で、「世界のトップ1000店」のうち日本が選出数で3年連続世界一となったことを祝うレセプションが5月24日、東京・南麻布のフランス大使公邸で開かれた。

 「ラ・リスト」は元駐日仏大使で仏観光開発機構理事長のフィリップ・フォール氏が2015年に創設。世界165カ国で出版されている約550のグルメガイドブックや新聞などの料理評を、独自の方法で計算して比較。その結果を点数化して順位を決めている。

 その結果、今年は「世界のトップ1000店」のうち135店を日本の店が占め、3年連続で世界の美食ナンバーワンの国に。次いで中国・台湾・香港・マカオが計123店、フランスが118店。また世界中のレストランの頂点となる得点1位に輝いたのは「ギ・サヴォア」(フランス)で、ベスト5には日本から、すしの老舗「銀座久兵衛」(東京)が2位、5位に割烹(かっぽう)料理の「京味(きょうあじ)」(東京)、仏料理「ジョエル・ロブション」(東京)が入った。

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