求人倍率1.62倍、2カ月連続改善 6月、失業率は2.4%

 厚生労働省が31日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇の1.62倍で、2カ月連続で改善した。総務省が同日発表した完全失業率(季節調整値)は、前月比0.2ポイント上昇の2.4%で、4カ月ぶりに悪化した。

 失業率の悪化は、人手不足を背景に、より良い待遇を求めて転職先を探すため自発的に離職する人が増えたことが要因。

 有効求人倍率は、求職者1人当たりの求人数を示す。景気の回復傾向を背景にした人手不足で企業の採用意欲が高まり、改善が続いている。都道府県別で最も高いのが東京の2.16倍、最も低いのは沖縄の1.13倍だった。

 男女別の失業率は、男性が前月比0.2ポイント上昇の2.6%で、女性は0.2ポイント上昇の2.2%だった。完全失業者数は前年同月比24万人減の168万人だった。