宮城県教育委員会は14日、県図書館のホームページ(HP)に外部から大量のアクセスが集中し、一時閲覧しにくい状況になったと発表した。情報流出などの被害は確認されていない。
発表によると、13日午前、県図書館のHP用サーバーに外部の不特定多数のIPアドレスから集中的にアクセスされ、閲覧しにくくなった。同図書館はHPの公開を一時停止した。
IPアドレスを調査をしたところ、中国からのアクセスと推定された。中国からのアクセスを制限するよう設定を変更した結果、通常の接続環境が確保され、HPの公開を再開した。
県教委は「サーバーダウンを目的とした攻撃と思われる」としている。
同図書館では平成28年に不正アクセスでHPが一部改竄(かいざん)される事案があった。