定額制ブームがグルメにも コーヒー月3000円、ラーメンは8600円 (3/4ページ)

コーヒーマフィアでは、定額の会員コースが好評=東京都新宿区(油原聡子撮影)
コーヒーマフィアでは、定額の会員コースが好評=東京都新宿区(油原聡子撮影)【拡大】

  • ラーメンの味付けを変えて楽しむ人も多いという=東京都港区の野郎ラーメン新橋駅前店(油原聡子撮影)

 利用頻度工夫を

 毎日のランチに便利そうなのが、北九州市のダイニングバー「ナカガワスポイル」。月額540円(税込み)で、麺料理やご飯などが盛られたワンプレートランチが食べられる。みそ汁など有料のメニューもあり、月額会員費や有料メニュー代は翌月末にクレジットカードで決済される。

 今後、定額制グルメは飲食業界に定着するのだろうか。実名型口コミグルメサイト「レッティ」の草深由有子・レッティグルメニュース編集長は「定額制グルメは、話題になりやすいネタの一つとして飲食業界で注目されているのではないか」と指摘。「消費者にとっては、どこまでお得なのかが重要。同じエリアのお店が組んだり、フードコートで取り入れたりと、消費者の利用頻度が上がるような工夫があれば広まっていくのではないか」と話している。

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