部下の「説教」で失敗していませんか? 問題行動こそ「褒め」で改善できるワザ (1/4ページ)

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 【藤田尚弓の最強の話し方】 気持ちがうまく伝わらない。相手が思うように動いてくれない。皆さんも、そんな経験はありませんか? この連載ではコミュニケーション研究家でアップウェブ代表取締役の藤田尚弓が、ビジネスマンの「最強の話し方」をご紹介していきます。

 第14回は、「説教なしで部下を変える話し方」がテーマ。

 パワハラが問題視されるようになり、怒鳴るといった指導は減る傾向にあります。叱るよりも話してわからせる指導を心がけている人は多いのではないでしょうか。しかし話して聞かせているつもりが、単なる説教になってしまっているケースもあります。説教の効果は一時的でしかなく、部下との信頼関係を崩すことに繋がります。

 指導をするときにはどんな話し方をするのがよいのでしょうか。

◆「説教」が信頼関係を崩す理由

 部下が不適切な行動をしたとき「なぜ悪いのか」「どうするべきなのか」「改善しないとどうなるか」について話す人は多いと思います。

 しかし、部下に気づきを与える話し方は難しく、「批判」や「脅し」に終始してしまいがちです。

 性格が優しい人でも、意地の悪い言い方をしてしまうのには理由があります。それは、嫌な思いをさせると、一時的に問題行動をやめさせることができるということを経験で知っているからです。

 しかしこのやり方では、時間が経ったときにまた同じような行動がおきやすくなります。

「褒め」は問題行動でこそ使える?!