アレがなければ不合格!? 名門・開成中が“専業主夫”を出題したワケ (4/5ページ)

 桜蔭中の試験では「ツイッター」という言葉も登場

 たとえば2018年の桜蔭中の国語では、『ひとまず、信じない。情報氾濫時代の生き方』(押井守著)というエッセーが取り上げられ、「インターネットにおいて、フェイクニュースができあがってしまうこと、そして広がってしまうことの理由について、本文をふまえてくわしく説明しなさい」という問題が出た。

 問題文には、ツイッターの投稿もだれの投稿かによって情報の信頼度が異なることや、そもそも何らかの意図をもったニセ情報である可能性も捨てきれないとある。

 中学受験の国語の問題で「情報リテラシー」に関する問いは定番ではあるものの、フェイクニュースを流す意図まで、小学生に説明させる時代になっているのである。

 今や、インターネットのことを知らずに、中学受験に臨むことはできない。ましてや、桜蔭中の入試問題では「ツイッター」に注もついていないのである。小学生が当然知っている語彙として出題されている。

 前出の開成中の入試問題では「インスタグラム」や「フォロワー」に注があったが、これもいずれはなくなっていくだろう。

 ちなみに「フォロワー」の説明は「読者登録をしている人」となっていた。別の男子校では2018年の入試問題で「投稿者を支持・応援している人たちのこと」と説明していたが、フォロワーとは必ずしも「支持・応援している人」とは限らないので、開成のほうがより的を射た表現と言えるだろう。

「フォロワー」「LINE」の意味を子供に教えるべき