受付嬢は「ダイヤの原石」!? 知られざる実態と気になる“進路”を教えちゃいます (3/4ページ)

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 この瞬間は「(同時に10人の話を聞き分けた伝説がある)聖徳太子になりたい!」と思うくらい、一度にたくさんの方向から依頼や確認の声をかけられ、自分で優先順位をつけて対応していきます。

 「商談はなまもの」そして、「商談こそ戦場」と営業マンの方などは意気込んでいるかと思います。そんなそれぞれの立場こその想いや感情が交錯するのが受付という場所です。そういった場面では普段温厚な方でも感情的なものの言い方になったり、わがままな要望を言ってこられることもあります。

 たとえそんなときでも、それぞれの立場や考えや性格を理解した上で対応するのも受付嬢の大切な仕事です。

 ですので、私は受付嬢に求められるマストなスキルは「臨機応変さ」と考えています。物理的と精神的、両方の臨機応変な対応ができる方が受付嬢にふさわしい女性です。

◆「広報」や「アシスタント」にも適任

 〈その2〉「受付嬢の引退後のキャリア」

 私はいろんなところで、受付嬢という職業には「賞味期限」があり、「デビューがあれば引退がある」とお伝えしてきています。受付嬢という職業は選手生命が短いのです。じゃあ、受付嬢を引退した後どういう道に進んでいくのかはみなさん興味があるようで、私自身たくさんの方から質問を受けました。

 大まかに3つの方向性が多くあげられるかと思います。

 一つ目は、秘書やアシスタント、または広報というような職種に進むことです。これはおそらく受付嬢という仕事をしていると、このような職種の方と連携をとってお仕事するシーンが多いので、次のステップとして意識しやすかったり、また受付嬢として培ったスキルを活かすイメージを持ちやすいからだと思います。

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