カトリーヌ・ドヌーヴさん「日本の映画は大好き」 世界文化賞、合同記者会見

合同記者会見後、記念撮影に応じる受賞者たち。左からミシェル・ドラゲ(絵画・代理)、カトリーヌ・ドヌーヴ、クリスチャン・ド・ポルザンパルク、中谷芙二子の各氏=22日午後、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京
合同記者会見後、記念撮影に応じる受賞者たち。左からミシェル・ドラゲ(絵画・代理)、カトリーヌ・ドヌーヴ、クリスチャン・ド・ポルザンパルク、中谷芙二子の各氏=22日午後、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京【拡大】

 世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第30回受賞者と同賞国際顧問による合同記者会見が22日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われた。

 出席した受賞者は、彫刻部門=中谷芙二子(なかや・ふじこ)(85)〈日本〉▽建築部門=クリスチャン・ド・ポルザンパルク(74)〈フランス〉▽演劇・映像部門=カトリーヌ・ドヌーヴ(75)〈フランス〉-の3部門3氏。絵画部門のピエール・アレシンスキー氏(91)〈ベルギー/フランス〉は健康上の理由で、音楽部門のリッカルド・ムーティ氏(77)〈イタリア〉は日程の都合でそれぞれ欠席した。

 会見では、フランスを代表する建築家・都市計画家のポルザンパルク氏が「日本の建築では近代性や現代性など学ぶことが多い。そんな日本の賞を受けることができ感謝している」と謝辞を述べた。霧を使ったパフォーマンスで知られるアーティストの中谷氏は「家族や友人のほか、自然にも感謝したい。霧は自然条件で変わっていくからです。霧は全身で体感できるアートです」と笑みをみせた。

 フランスを代表する女優のドヌーヴ氏は「日本の映画は大好きです。是枝裕和監督と映画を撮っている途中で、今回は撮影をオフにして来日しました」とにこやかに語った。

 アレシンスキー氏の代理で出席したベルギー王立美術館館長のミシェル・ドラゲ氏は、感謝の意を示すメッセージを代読した。

 各国の元首相らで構成する国際顧問は海外からの5氏が出席し、それぞれ同賞の意義などを述べた。中曽根康弘元首相は欠席した。

 授賞式典は23日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。