明治安田生命が「プレママ・プレパパセミナー」

明治安田生命保険が開催した「プレママ・プレパパセミナー」の様子
明治安田生命保険が開催した「プレママ・プレパパセミナー」の様子【拡大】

 出産間近の夫婦らにおむつ交換など子育ての基本を伝える「プレママ・プレパパセミナー」が東京・丸の内で開かれた。明治安田生命保険が主催し、首都圏で働く夫婦ら約140人が参加した。

 セミナーはベビー・子供服ブランド「ミキハウス」と共同で平成27年からシーズンごとに年4回開催している。今回はこの冬に出産予定の夫婦らが参加し、ミキハウスの子育てキャリアアドバイザーから赤ちゃんの肌着の選び方やおむつ交換の方法を学んだ。会社員の小野崎高浩さん(32)=東京都足立区=は来年1月に出産予定の妻、麻里奈さん(31)と参加。「季節で肌着の生地が異なると知った。親になる意識が高まった」と話す。

 男性の育児は特別なことではなく、「生活の一部」へと定着しつつあることを示す調査結果も。明治安田生命が10月にまとめた「子育てに関するアンケート調査」(0~6歳の子供がいる1100人対象)では、自身または夫が「イクメンだと思う」と回答した男女に理由を尋ねたところ、「丸1日子供の面倒を見ることができる」が男性52.2%、女性42.3%と男女とも最多だった。同社は「子育てを『手伝い』ではなく、生活の全体でとらえられる男性がイクメンと定義づけられるようだ」と分析している。