タレントの小島慶子氏ら、「ゼロハラ」プロジェクト立ち上げ　情報集約のサイト設立

　あらゆるハラスメント（嫌がらせ）を日本からなくそう－。タレントの小島慶子氏らが「ゼロハラ」プロジェクトを立ち上げた。さまざまなハラスメントに関する情報を集約したインターネットサイトを作ったり、アンケートを実施したりする。今後、賛同者も募る。

　小島氏は、日本のハラスメント対策が国際的に後れを取っている点を指摘し「誰しも傍観者であったことがあるのではないか。『意識を変えよう』と呼び掛ける人が増えれば、日本も変わっていくのではないか」と訴えた。小島氏以外の呼び掛け人、ジャーナリストの白河桃子氏、「なくそう！ＳＯＧＩハラ」実行委員会代表の松中権氏らも会見に同席した。

　サイトでは、ネット上で他人を中傷する「ネトハラ」や、人種（レイス）や国籍に関する不適切な言動「レイハラ」など、さまざまな嫌がらせを紹介。プロジェクトの趣旨に賛同し、「ゼロハラ」宣言をした企業や組織のトップも掲載する。

　ゼロハラのサイトは、設立された「＃ＷｅＴｏｏ　Ｊａｐａｎ」のホームページ内にある。