最強の話し方

会社の飲み会をスマートに断る方程式 ぼかした理由と「次回」がカギ (3/3ページ)

藤田尚弓
藤田尚弓

相手が話したくなる魔法の質問

 「何を話したらいいんだろう」と困るのは、自分が話そうとしているから。関係性が浅い人と雑談をするのなら、聞き手にまわるのが一番です。

 とはいえ、質問ばかりしていては取り調べのようになってしまいますし、相手が話したくないことまで訊いてしまうリスクもあります。相手が話したくなる、お勧めの質問をご紹介しておきます。

 年末の飲み会なら「〇〇さんの今年の三大ニュースはなんですか?」がお勧めです。これなら相手を主役にして会話を進められますし、相手が話したい内容を選ぶことができます。

 あまり時間がないケースであれば「〇〇さんの今年を漢字一言であらわすと何ですか?」という質問がよいでしょう。

 これらの質問は、久々に会う親戚などにも使えますので、帰省時の話題にもお勧めです。

覚えておくと便利! みんなで盛り上がりたい時のネタ

 昔のように宴会芸を強要されるということはないと思いますが、みんなで盛り上がれるネタを知っていると便利です。

 お勧めなのは、記憶を再生しながら10円玉の裏側を絵に描いてもらうというもの。人の記憶は曖昧ですので、想像以上に盛り上がります。

 どちらが表裏を間違う人がいたり、思わぬ傑作や珍作が出たりと楽しめるでしょう。年代や性別を問わず楽しめる無難なトピックですので、飲み会で愚痴や不満が多くなってしまった時、場の空気を換えたいとき、正月など属性の違う人たちが集まったときなどにやってみてください。

 相手に無理をさせず、自分も無理をしない。みんなで楽しく過ごせる配慮こそが、飲み会のときの「最強の話し方」なのです。

藤田尚弓(ふじた・なおみ)
藤田尚弓(ふじた・なおみ) コミュニケーション研究家
株式会社アップウェブ代表取締役
企業のマニュアルやトレーニングプログラムの開発、テレビでの解説、コラム執筆など、コミュニケーション研究をベースにし幅広く活動。著書は「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」(ダイヤモンド社)他多数。

最強のコミュニケーション術】は、コミュニケーション研究家の藤田尚弓さんが、様々なコミュニケーションの場面をテーマに、ビジネスシーンですぐに役立つ行動パターンや言い回しを心理学の理論も参考にしながらご紹介する連載コラムです。更新は原則毎月第1火曜日。アーカイブはこちら

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