上司の「偏った記憶」が意欲を削いでいる 部下の満足度をあげる話し方とは (3/4ページ)

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 筆者が2016年に行ったアンケート調査では「この一カ月で部下に関心を示した」回答した人が7割近くいたのに対し「この一カ月間で上司が自分に関心を示していると感じた言動があった」と回答した部下は5割を切るという結果になりました。

 上司は関心を示しているつもりでも、部下はそう感じない。そんな状況を変えるためにはどのようなフレーズを使えばいいのでしょうか。

今年試したい! 部下への関心を伝える質問フレーズ

 部下に関心を伝えようとするとき「褒め」を使う人が大多数かと思います。しかし、褒めは使い方が難しく、慣れが生じる、会話が続きにくいといったデメリットもあります。そこでお勧めなのが質問を使うやり方です。

(例)

・「〇〇さんは、人あたりがいいね」

→「みんな○○さんは感じがいいと言っているけど、なにか気をつけていることはあるの?」

・「○○さんに任せておくと安心だよ」

→「いつもしっかり仕上げてくれるけど、どんな段取りをしているの?」

・「今月も優秀な成績だな」

→「目標達成のために、どんな準備をしているの?」

 質問には「あなたに関心を持っていますよ」というニュアンスを伝える効果があります。また、できている部分について質問をすることは「自分がなぜうまくできているのか」と部下に考えさせるリフレクションの機会となります。

上司との関係性は「学ぶ意欲」にも影響