少し遠くでゆったり休暇 今年の旅、連休生かし欧州やハワイ

 今年は少し遠くに出かけ、ゆったり過ごす旅が人気を集めそうだ。出国税の徴収が始まっているが、春には10連休があり、欧州など遠方のツアーが活況。ハワイは全日空が5月にエアバスの超大型機A380を投入し、日本航空もサービスを拡充する。国内では冬のレジャーや高級民泊がトレンドになっている。

 全日空は5月から成田-ホノルル路線で、国内航空会社で初のA380を投入。ベッドのように展開できるカウチシートも採用した。ハワイ路線は座席数シェアで日本航空が首位。全日空は520席の大型機の導入でシェアを25%程度に伸ばす考えだ。

 日航はエコノミークラスの機内食を刷新するなどして迎え撃つ構え。ハワイアン航空とも提携し、島々を結ぶハワイアンのフライトでもマイルがたまるようにした。

 春には10連休が控えており、遠方に行きやすい。JTBでは「ハワイや欧州は飛行機の座席が逼迫(ひっぱく)している」(広報)ほか、クルーズ旅行も好調だ。

 国内では、JRグループが観光企画「デスティネーションキャンペーン」で静岡や熊本を取り上げる。「冬でもアクティブ」をトレンドに挙げるのは、旅行サービス「じゃらん」運営のリクルートライフスタイル(東京)。平成30年夏は猛暑で外出を控える人が多かったとして、この冬は反動でかまくら体験や、ぜいたくなキャンプ「グランピング」などが注目されると予想する。民泊も引き続き話題になりそうだ。宿泊施設予約サイト「Relux(リラックス)」運営のロコパートナーズ(東京)は、貸し切りの古民家風など1泊数万円の施設に注目している。