子供の金銭教育でひと工夫 小遣いに「家庭内バイト」をプラス (1/2ページ)

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  • 中村家の小遣い帳は、バインダーに手製のシートを挟むスタイル。ノートを広げる手間がないのが男子には好評という

 子供には将来、自分で稼いだお金で生計を立ててほしいと願うものの、お金の使い方を教えるのは難しい。小遣いを渡し始めるタイミングや金額は家庭によってさまざまだが、もし始めるなら新年や新学期はいいきっかけになる。お金と切っても切れない関係の「仕事」を考えさせるいい機会になるかもしれない。(加納裕子)

 フロ掃除20円

 「現金を使わないスマートフォンやネットの決済が増えているからこそ、小さいうちにお金に触れる機会が必要だと思います」

 こう語るのは、著書「男の子がひとりでできる『片づけ』」で、小遣いを通じてお金の使い方を学ばせることを提案したライフオーガナイザーの中村佳子さん(37)。小学6年と2年の兄弟の母親でもある。

 中村さんは当初、小遣いを渡していなかった。だが、長男が小学3年の1月、中村さんが台所に置いていたお年玉を勝手に持ち出し、コンビニでトレーディングカード3千円分を買うという“事件”が発覚。中村さんは激怒したが、冷静になってから「3千円を大金と感じられない環境がいけなかった」と考え、小遣いを導入したという。

 ユニークなのが、「おフロそうじ20円」「せんたくものとりこみ10円」などの“家庭内アルバイト”を導入していることだ。親が紙に書いて壁に張り出したものの中から、子供たちが好きな仕事を選ぶ。

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