【お金で損する人・得する人】2019年こそ家計管理革命 家庭を企業ととらえ「三種の神器」を持つ (1/4ページ)

 ファイナンシャルプランナー(FP)の平野泰嗣(ひらの・やすし)です。私は、出会った人の「その人らしい幸せな人生」の実現をサポートし、世の中に「幸せの輪」を広げることをミッションに活動しています。

 本連載では、私たちが生活者として知っておくと得をする、あるいは知らないと損する社会制度や金融情報について、できるだけ具体的な家計に落とし込んで、お伝えしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

「革命」を行えるかどうかに差が出る

 2019年5月から新元号となり、新しい時代が始まります。また、10月からは消費税が10%に引き上げられるなど、私たち生活者を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。「人生100年時代」というフレーズをよく耳にするようになりましたが、「人生100年」と聞いて、長生きを喜ぶよりも、先行きに不安を覚える人の方が多いのではないかと思います。

 その長い人生において、お金で損する人と得する人の差は「家計管理」の考え方の違いにあるのではないでしょうか。

画像はイメージです(Getty Images)

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 「家計管理」と聞いて、皆さんは、最初に何を思い浮かべますか?

 一般的な家計管理のイメージは、家計簿をつけて、支出管理(節約)しながら、貯金を増やしていくことでしょう。つまり、家計をやりくりするという意識です。

 けれども、支出管理(節約)を中心とした家計管理では、長い人生、息切れしてしまいます。また、ある程度、収入が上がってくると、家計は黒字になり、貯金ができるようになると、家計管理(ここでは、家計簿づけ)に対する意識も弱まります。とはいえ、今は黒字でも、将来の教育費や老後の生活費が不足する事態に陥ってしまうかもしれません。

 人生100年時代に対応するためには、家計管理に対する意識改革を行う必要があります。本当の家計管理とは、自分と家族が望む人生を送るために家計を管理することです。

もし自分の家庭がいち企業なら…