園児ら元気に「鬼は外」 宇都宮で「こども豆まき」

元気な声を上げて豆をまく園児ら=1日、宇都宮市今泉の八坂神社
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  • 元気な声を上げて豆をまく園児ら=1日、宇都宮市今泉の八坂神社
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 節分(3日)を前に、宇都宮市今泉の八坂神社で1日、「こども豆まき」が開かれ、保育園児約100人が「鬼は外、福は内」と元気な声を響かせた。

 市内の保育園5園の園児たちは紙で作ったかぶとと裃(かみしも)を着けて登場。テレビでおなじみのご当地ヒーロー「雷様(らいさま)剣士ダイジ」が登場し、園児たちは大喜び。交代で神楽殿に上がり、豆をまいて氏子が扮(ふん)する赤鬼、青鬼が退散すると、福を分けるガラマキで菓子をまいた。神楽殿の下では別の保育園の園児が歓声を上げながら菓子を拾っていた。

 子供たちは「鬼は少し怖かったけど、楽しかった。お菓子をいっぱい拾えた」と喜んでいた。禰宜(ねぎ)の葭田(よしだ)真彦さん(44)は「伝統行事に触れる機会を持ってもらいたいと思い、続けている。子供たちの笑顔がいい」と目を細めた。神社では3日、年男年女による豆まきを行う。