2019年は大気汚染や感染症の脅威大 WHO発表 

 世界保健機関(WHO)は、2019年に特に注意を要する国際保健への10の脅威を発表した。

 筆頭は「大気汚染と気候変動」。健康に対する最大の環境リスクであるとし、解決に向け国際社会の協力を求めた。

 次は糖尿病やがんなどの慢性疾患。世界の死亡原因の7割以上はこれらの病気による。こうした慢性疾患にかかるリスクを高める要因として、たばこやアルコールの摂取、運動不足などが挙げられている。

 感染症関連は10項目中6つを占めている。具体的には、時期も規模も予測困難な次の新型インフルエンザの流行▽抗生物質が効かない薬剤耐性菌の拡大▽昨年からコンゴ(旧ザイール)で流行が続くエボラ出血熱-など。

 有効なワクチンがすでに存在するのに、さまざまな理由でそれを接種することを拒否することも、感染症制圧の歩みを逆戻りさせる脅威と位置付けた。