公立では、すでに開校している北海道の札幌開成中等教育学校や東京都立国際高校のほか、山梨県立甲府西高校、埼玉県の大宮国際中等教育学校、広島県立広島叡智学園中学・高校などがIBの導入を目指す。
日本の学習指導要領に沿いながら、国際的な資格も得られる新たな試み。公立学校への導入は、費用面での保護者の負担を軽減でき、子供たちの進路の選択肢が広がることになる。
文科省の担当者は「バカロレアを一つのモデルケースとして子供たちが主体的に学ぶ好事例を作りたい。公立校への広がりは地域で先進的な学びができるよいきっかけだ」と話した。