フィンテック群雄割拠~潮流を読む

「海外送金」がブレイク間近?〈前編〉 革新的サービスで労働者も笑顔 (1/4ページ)

甲斐真一郎
甲斐真一郎

 【フィンテック群雄割拠~潮流を読む】日本は今、大きく変わろうとしています。すでに首都圏では、働く外国人が増えた印象はありますが、これからさらに、日本へ来て働く外国人の数は増えていくはずです。

 国は、2025年を目処に50万人超の外国人の就業を目指すことを発表し(2018年6月「骨太の方針2018」より)、2019年4月1日には、外国人労働者の受け入れを広げるための改正出入国管理法が施行されました。

 諸外国から外国人労働者たちが増えたときに、一つ生じるだろう問題が目に浮かびます。それは、「海外送金」という問題です。

 「海外送金」と言われても、日本人にはあまりピンとこないかもしれませんが、「海外送金」には、実は「(手数料が)高い」「時間が掛かる」「手続きが煩わしい」という不満・不便がたくさん潜んでいます。海外送金をしたことがある人なら、送金手数料の高さにビックリしたことがある人もいるでしょう。

 今回は、この先、日本に外国人労働者が増えたときに、必ず脚光を浴びるだろうフィンテック・サービスを紹介したいと思います。

 海外送金問題を解決したフィンテック

 突然ですが、皆さんは、「トランスファーワイズ(TransferWise)」というアプリを知っていますか?

 実は、このトランスファーワイズこそ、先に書いた海外送金問題を優れた形で解決したフィンテックサービスなのです。このサービスが生まれたのは、移民問題が取り上げられることの多いイギリス。同名のトランスファーワイズというフィンテック企業によって開発されました。

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