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聖火リレー  torch relay

 2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーで使われるトーチは、桜の花をモチーフにしたユニークなデザインになるようだ。英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」では、聖火リレーの詳細について報じている。

 五輪の聖火を英語で表現すると、the Olympic torchやthe Olympic flameなどと言う。torchもflameも、炎や明かりを意味する名詞で「たいまつ」や「懐中電灯」にも使う。また、情熱や激しい恋心といった恋愛に関する表現にも出てくる。

 例えば、carry a torchというと、「たいまつを運ぶ」という直訳だが、恋愛に関する文脈で使われると、「愛の火を燃やす」とか「片思いをする」という意味で用いられる。flameも「恋人」や「愛人」の意味を持っている。

 東京五輪のトーチのもうひとつの特徴は東日本大震災で建てられた仮設住宅の建設廃材のアルミサッシを再利用していることだ。新幹線の車両製造と同じ技術で、つなぎ目をなくし、すっきりしたデザインを実現している。

 「つなぎ目がない」を英語でいうと、without any seamsとなる。seamという単語は、縫い目や継ぎ目を表し、それを否定する言葉でつなぎ目がないという意味になる。seamlessと表現することもできる。洋服のシームレスダウンジャケットは、ダウン独特のもこもこした雰囲気を抑えて、すっきりしたデザインにしたことで、人気となった。

 聖火リレーのrelayは、走る人が交代でつないでいくという意味。陸上種目のリレー競走のほか、テレビの「中継」のときにも使う。

 See you next week!

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