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日本遺産「石の島」を観光地に 推進協設立 (1/2ページ)

 岡山、香川両県にまたがる瀬戸内海の「石の島」の文化が日本遺産に認定されたのを受け、岡山県笠岡市と香川県丸亀市、土庄町、小豆島町が今後の観光戦略などに役立てようと「せとうち備讃(びさん)諸島日本遺産推進協議会」を設立した。

 笠岡市で27日開かれた設立総会には各市町の首長らが出席。開会あいさつで同市の小林嘉文市長は「今回の認定は(地域振興への)一つの動機付けに過ぎず、これからが大変だ」などと述べた。このあと協議会の会長に小林市長を、他の首長を副会長にそれぞれ選出し、事務局を同市に置くことを決めた。

 今年度事業は予算が約9400万円で、観光ガイドなどの人材育成▽船を使った「旅空間」構築への調査研究▽シンポジウム開催▽5カ国語に対応した合同の特設サイト開設▽動画や案内看板など各種PR用資材の作製-などを行うことにしており設立総会で承認された。

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