あなたも福知山城主に－。
福知山市は６日、戦国武将・明智光秀が築いた福知山城（同市内記）の天守閣を、最長で２４時間貸し切り使用できる活用アイデアの募集を開始したと発表した。城や市の魅力をＰＲするのが狙いで、選ばれたアイデアの応募者を“一日城主”に任命してアイデアを実施してもらうという。
同市は現在、明智光秀が主人公のＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を来年に控え、光秀をテーマにしたさまざまなＰＲ活動を展開しており、今回の企画もその一環。
募集するのは福知山城や同市のイメージアップにつながるような活用アイデア。貸し切りは天守閣の中のみで火気の使用・持ち込み、物品販売やその他営利行為などは禁止。応募は個人や団体、市内や市外は問わない。
天守閣を使用できる期間は（１）８月２６日午後６時～２８日午前８時（２）９月１６日午後６時～１８日午前８時（３）同２３日午後６時～２５日午前８時のうち最大２４時間。一日城主の就任料は大人３２０円、子供１００円（天守閣入館料のみ。アイデア実施に係る経費などは応募者負担）。
大橋一夫市長は「みなさんがどのような活用アイデアを発想され、一日城主として実行してくださるのか、非常に楽しみ」と話している。
締め切りは７月５日。応募は同市ホームページか郵送。問い合わせは市秘書広報課シティプロモーション係（０７７３・２４・７０９０）。